よろしく!! ＧＵＮドック

今回はMAGPUL PDRの欠点である
「セミとフルの切り替わりが解りづらくセミ撃ちが難しい。」を改良します。

PDRのセミとフルの切り替えは、ステアーAUGと同じ引き代の量で切り替わる
トリガーコントロールですが、セミのあとに切り替わりがあいまいで、
間違ってフルまで引いてしまう事がよくあります。
トリガーとトリガーガード後ろの間に適当なモノを噛ませて、フルまで引ききれなくし
セミ専用銃とされている方もいるようですが、とっさにフルで撃ちたい時もあるかと思います。
「セミとフルを確実に切れかえられる機構があればイイな！」と思ってイロイロ考えておりましたが、
よーく考えたらPDRはトリガーセーフティー機構なのを思い出しました。
PDRのトリガーセーフティーはトリガーの上側を引いてもロックされて引けなく、
トリガー下側を引けばロックが解除され引けるようになります。
この機構をうまく加工すればセミ・フルの切り替えが確実に出来そうですのでやってみます。

まずはセミで1発 発射される所までトリガーを引き、その位置をトリガーにマーキングします。


トリガーを全分解します。（分解の仕方はPDR分解追補編を参照してね。）
追補編の時に「トリガーセーフティー レス」をしていたのでそれをレスします。
つまりトリガーセーフティー機構を元に戻すって事ですね。


矢印の部分を削っていきます。
どのぐらい削るかは．．．


先ほどマーキングしたセミで発射されるトリガー位置までトリガーセーフティー が無効になる
ように削り込みます。


今回のPDRはこの程度の削りでOKでした。
銃の個体差によって削る量は変わってきます。
あとはトリガーを組み立てて完成です。

トリガーセミロック構造
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トリガー引いていない状態です。
トリガーセーフティー は機能していないので、
誤ってトリガーを引くと発砲しますのでご注意ください。


トリガーの上側を引くとセミで1発 発射されますが、
従来のトリガーセーフティーが掛かったままとなりその位置でトリガーロックします。
ロックされていますのでフルの位置までトリガーは引ききれません。


トリガーの下側を引くとセミで1発 発射されそのまま引き続けると、
従来のトリガーセーフティーが解除されフルの位置までトリガー引ききれ
フルオート発砲になります。

これでトリガーを引く位置でセミ・フルの切り替えが出来るようになりました。
「トリガーセーフティー構造」はもうありませんのでこの構造を
「トリガーセミロック構造」と命名しました。
これでセミオート戦でも安心して使えます。

ＮＥＸＴ
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次回こそは．．．
「89式自動小銃」のオーバーホールです。
まあ．．．もう完成してあとは試射動画撮るだけなんですけどね．．．。
もうちょっと待って下さい！！
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MAGPUL PDR-C ｷﾀ━＼(ﾟ∀ﾟ)／━ !!
PTS MAGPUL 製 PDR-C オーバーホール 分解編
PTS MAGPUL 製 PDR-C オーバーホール 分解追補編
PTS MAGPUL 製 PDR-C オーバーホール 組み立て編