2014年01月25日

壊れた次世代M4再生計画

壊れた次世代M4再生計画
「次世代M4で外装をフルに交換した、すっごい奴を作りたいなぁ~!」
と前々から思っておりました。
「新品の次世代を買っても外装部品を殆ど交換では部品が勿体無い!」
「外装ボロボロの中古品が手に入れば、安くてカッコいい次世代M4が完成するはずだ!」
と思い地元の静岡アングスさんに「壊れた次世代M4ナイかな?」と相談したところ
店長さんが店の奥から出してきてくれました。
『次世代SOPMOD M4でハンドガード欠品、バッテリーを入れても動かず。』
理想の?壊れたM4が手に入りましたので、
外装フルに交換、内部もオーバーホールして妥協無しのフルチューン!!
超カッコいい!!最強コンプリートガンに仕上げます。


壊れた次世代M4再生計画
概観はハンドガードやFサイトが欠品している以外に
ロアフレームのトリガーガード部の根元がバックリ折れていました...。
MAGPULやKnight's等の社外トリガーガードに交換する際
ピンを打ち抜かなければならないのですが失敗するとロアフレームが折れてしまいます。
トリガーガードは比較的安い部品ですが、こうなってしまったら目も当てられません。
このM4の前オーナーも、この失敗でロアフレームと共に心が折れて手放してしまったのでしょう。

壊れた次世代M4再生計画
内部を適当に分解してみましたらメカボックス内の欠品は無し。
動かないのは配線が切られていただけと結構アタリでした。

*次世代M4の分解は「次世代SOPMOD M4 分解編」をご覧ください。
*次世代M4の組み立ては「次世代SOPMOD M4 組み立て編」をご覧ください。

内部チューニング
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内部のチューニングは当ファクトリーの誇る最強チューンドメニュー「Z-Tune SpecⅡ」で仕上げます。
壊れた次世代M4再生計画
メカボックスはバリ取り、エッジ丸め、レール部鏡面加工、外部鏡面加工。
閉じネジはタップネジから日本製のM3六角ミリピッチネジに変更、
強固にメカボックスを閉じ合わせます。

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ギアーは純正ギアから「強化型R-Tuneギア」に
軸受けは「次世代用5.9mmメタルR-Tune軸受け」に変更されます。
ギア、軸受けとも各部の寸法の変更がされ素材の変更で耐久性向上が期待できます。

壊れた次世代M4再生計画
今回の「Z-Tune SpecⅡ」はオーバーサイズピストン&ボアアップ無しの
「R-Tune専用標準サイズピストン&標準サイズシリンダー」を組みます。

壊れた次世代M4再生計画
ベベルギア基準式シム調整でベストなギアクリアランスが保たれています。

壊れた次世代M4再生計画
トリガーユニットは新次元のトリガーフィーリングを実現する
Big-Out社製 DTM&ミリストロークトリガー・システム。

壊れた次世代M4再生計画
メカボックス内部のマルイ純正部品はカットオフレバー、
転防止ラッチ、トリガー程度しか残っていません。

壊れた次世代M4再生計画
メカボックス内はすべて「Z-Tune SpecⅡ」基準によって組まれています。
「安く仕上げる」コンセプトをどこかに忘れてきてしまいましたが...まあ良いでしょう。

壊れた次世代M4再生計画
メカボックスをロアフレームに組み込みます。

壊れた次世代M4再生計画
「Z-Tune専用オープンエンド・ハイレート・スプリング」と
「ライラクス製 EGスプリングガイド NewVer.2」を組みます。
バッファーチューブは塗装が禿げていましたので、
「トヨタ ダーク グレー マイカ」にて再塗装されています。

壊れた次世代M4再生計画
ロアレーシーバー側完成です。

バレル&チャンバー
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壊れた次世代M4再生計画
「Z-Tune SpecⅡ」のバレルは好評の「純正加工N-1バレル」です。

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チャンバーも「Z-Tune SpecⅡ専用セッティングN-1チャンバー」。

壊れた次世代M4再生計画
3挺分同時にバレル&チャンバーを製作しました。
今回の壊れたM4には一番上の310mmバレルが使われます。
なおインナーバレルの長さだけが命中精度と言う結果に繋がる訳ではありません。
インナーバレルだけでなくアウターバレルのの長さも重要です。

外装のコンセプト
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壊れた次世代M4再生計画
ハンドガードは欠品ですしロアフレームは破損していますので、
外装部品全交換となりました。
今回は、3ガンマッチやタクティカルトレーニングが好きなアメリカンガンマニアの
民間AR-15カスタムモデル風な銃に仕上げます。
何を間違えたのか安く上げるつもりが外装部品だけで結構な額で、
HK416デブグルが定価で買える程度と...。

フレーム
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壊れた次世代M4再生計画
破損したロアフレームはついでだからと...MUR-1タイプアッパーマウントとセットの
「LAYLAX製次世代M4メタルアッパー&ロアフレームセット(ブッシュマスター刻印)」にしました。
セット品ですがアッパーは艶があり、ロアはつや消しと表面の仕上げが違います。
その辺は好みかと思いますが、キレイ過ぎる表面で少々おもちゃっぽさがします。
強度的な理由でマルイ純正品から変える必要は無いかと思います。

壊れた次世代M4再生計画
セットの箱には「ノーマルノアッパーフレームと交換するだけ!!」と書かれていますが...

壊れた次世代M4再生計画
このアッパーフレーム一筋縄では取り付けできませんでした。
メカボックスにチャージングハンドル一式とダミーボルトを組み付けて、
作動確認を行いますとダミーボルトが途中で止まってしまいます。
当然そのまま組み付けて射撃を行うと、
連動ダミーボルトの部品に負荷がかかり破損してしまうでしょう。

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フレーム内部とダミーボルトが干渉するので、
フレーム内を削ってダミーボルトがスムーズに動くようにします。
かなり削らないとなりません...。

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ほかにもロアとアッパーの勘合部もピッタリと合わない為加工する必要があります。
「ノーマルノアッパーフレームと加工して交換するだけ!!」
と箱の謳い文句を書き換えるべきでしょう。
信頼できる部品を提供するパーツメーカのライラクスさんのわりには、
出来の悪い部品と言わざるを得ません。

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レシーバーのショートパーツは手で触れる部分をすべて研磨し鏡面加工を施します。

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その後黒染めを行いました。
前オーナーの触った部分はすべて削り取られ表面処理された事になります。

壊れた次世代M4再生計画
チャージングハンドルも意匠変更します。
今回もRECCE RIFLE 同様VFC製M27用レバー(従来型M4用)に交換です。

壊れた次世代M4再生計画
一度やった作業ですので躊躇無く削れます。

壊れた次世代M4再生計画
アシストノブは元のフレームから取り出すことができませんので、
新品の「純正部品 NGM4-5アシストノブセット」を取り付けます。

壊れた次世代M4再生計画
トリガーガードは軽量なMAGPUL-PTS製MOEトリガーガードを採用しました。

壊れた次世代M4再生計画
Cピンを打ち込む再にフレームを破損しないよう細心の注意を払います。

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従来型M4用TangoDownタイプグリップに交換します。
そのままでは細身でつまらないグリップですので、
滑り止めと意匠向上の為にドットステッピング加工を施します。

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ドットステッピング加工はランダムにドットが打たれているほうが美しく見えます。
端から順序良く作業していくと、作業した模様が浮き出て見えてしまい大変見苦しい物になります。
ランダムドットに見せるにはまず、蟻の巣状に全体に網をかけたようなステッピングを行います。

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そしてその網の中により細かい網状のステッピングを行い、
全面にステッピングを施し完成させます。
疎らなドットステッピングは、妥協なき職人の意地を見せつける逸品です。

アウターバレル&ハンドガード
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壊れた次世代M4再生計画
ハンドガードは超軽量で細身で握りやすい
「MADBULL製NOVESKE NSR 11" HANDGUARD 」
実銃界で今流行のKeyModシステムです。

バレルは「PDI製 次世代M4用リアルアウターバレル 11.5インチ」
マルイ純正14.5インチアウターバレルでも良かったのですが、
PDI製は純正よりも軽く しかも内径がタイトに出来ており、
インナーバレルのガタを最小限に抑えることが出来ます。
ガタの少なさは命中精度に大いに影響しますのでかなり期待できます。

ガスブロックは「MADBULL製Noveske Rifleworks Gas Block」
ハンドガードがノベスケだからガスブロックもノベスケ。それだけ!

壊れた次世代M4再生計画
軽量なNOVESKE NSRに重いハンドガードオプションを付けては意味がありません。
銃の先端部に重量物を置くのは重量バランスが崩れフロントヘビーとなります。
フロントが軽量な銃は回頭性に優れ素早くターゲットを狙うことが出来ます。

取り付けるレールは樹脂製で軽量な「MAGPUL-PTS製 ポリマーレイル L3(7スロット) 」
MADBULLからNSR用KEYMODレールが発売されているようですが、
アルミ製ですので重量的に樹脂製にはかないません。
KEYMODシステムとは言え一度付けたら取り外しませんので、
あえて別ブランドのMAGPULレイルにしました。

壊れた次世代M4再生計画
NOVESKE NSRへのFグリップ取り付けはレール分の重量増しを嫌い
直付けで軽量化を図ります。
またNOVESKE NSRは細身の本体をリアクションハンドで握って構えるスタイルが似合いますので、
ハンドストップとしました。
KEYMOD型ハンドストップが市販されていませんでしたのでKAC URX-3用ハンドストップを取り付けます。

壊れた次世代M4再生計画
URX-3用ですのでKEYMODには当然加工しないと付きません。
ハンドストップはどちらが前でどちらが後ろなのか?と疑問に思うことがありますが、
「使いやすい方に向ければOK!」です。

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アウターバレルは、黒ずくめで面白みの無いミリタリーM4とは違い、
派手めな民間向けAR-15を演出する為に「ニッサン グレイッシュグレー」に塗装しました。
機械の配管等に塗装するとシルバーなのに見る角度によって濃い目のメタリックグレーに見え、
派手さと落ち着きが両立する高級な雰囲気の機械を演出できますので
前々から好んで使っています。

ガスチューブはアルミパイプ手曲げ鏡面地上げのワンオフ物です。

ストック&バッテリー
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壊れた次世代M4再生計画
次世代M4系はストック部にバッテリーを内蔵する為選べる種類が少ないです。
純正クレーン、純正VLTOR MOD、TROY BATTLE AX CQB、MAGPUL ACS
ぐらいしかバッテリーの内蔵が出来ません。

今回は 超加工を要しますがMAGPUL ACS内Lipoバッテリーインで、
バッテリーコネクターをストック小物入れ内で接続できるようにします。

壊れた次世代M4再生計画
左側バッテリコンパートメントを加工してLipoバッテリーを挿入しています。

壊れた次世代M4再生計画
メイン電源配線をカール状に加工します。

壊れた次世代M4再生計画
純正のレール給電式を廃し、バッテリーからメカボックスへと直付け配線
とし通電ロスを抑えながらもストックの伸縮に合わせ配線も伸縮できる方式にしました。

壊れた次世代M4再生計画
ストック小物内にヒューズと接続コネクターを収納する事に成功しました。

ただしバッテリーを取り外すにはかなりの手間となりますので、
バッテリーはストック内に収納したまま充電及び保管をします。
一日で1本分しかバッテリーを消費しない玄人仕様となります。

バッテリーを入れっぱなしにする事に抵抗のある人や、
バッテリー消費が激しい使い方をする人の場合は、
マルイ純正のストックに変更します。

完成
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壊れた次世代M4再生計画
上の写真をクリックすると拡大表示されます。
アイアンサイトは「A.R.M.S #71Type SIGHTS」。
ドットサイトは「Aimpoint T-1Type&KNIGHT'S QD MountType」。

壊れた次世代M4再生計画
上の写真をクリックすると拡大表示されます。
細く長いスマートなシルエットに纏まっています。

壊れた次世代M4再生計画
アウターバレルは2ピース構造になっており好みに応じて13.5インチバレルと、
ショートな11.5インチバレルに切り替えることができます。

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上の写真をクリックすると拡大表示されます。
13.5インチバレルは通常の14.5インチバレル仕様と比べ20mm程度短くなります。
(正確に1インチではありません)
CQB戦において14.5インチでは長さを感じ取り廻しがつらい。
かと言って10.5インチCQB仕様では中距離命中精度が少々劣る。
この相反するトレードオフの関係をギリギリまで煮詰めたサイズが13.5インチバレルです。
13.5インチバレルなら14.5インチバレルと比べ中距離命中精度は劣りません。
たった20mmの微々たるショート化ですが熟練されたサバゲーマーなら
その短さに恩恵を感じる事でしょう。

壊れた次世代M4再生計画
上の写真をクリックすると拡大表示されます。
ロングレンジへの攻撃は13.5インチ仕様。

壊れた次世代M4再生計画
上の写真をクリックすると拡大表示されます。
CQB戦では11.5インチ仕様と戦局により切り替えることが可能です。

壊れた次世代M4再生計画
ハイダーは焼け色が美しい「灰田焼き」です。

壊れた次世代M4再生計画
灰田焼き専用炉で灰田焼き職人が一個づつ丁寧に焼き上げた逸品です。
(11.5インチ仕様)

壊れた次世代M4再生計画
バッファーチューブには「CQD type Sling Mount」を取り付けました。
LAYLAX製フレームの表面がきれいなのがわかるかと思います。
ですがもし付けてくれと依頼されても...お断りです。

壊れた次世代M4再生計画
社外部品は基本的に純正部品に取り付けるように設計されています。
社外部品に寸法誤差があったとしても純正部品に取り付ける場合は、
小加工で取り付けることが出来ます。
ですが社外部品に別メーカの社外部品を取り付けとなると、誤差と誤差が合わさり、
かなりの加工が必要となる場合があります。

壊れた次世代M4再生計画
今回はすべて社外部品でしかも別メーカー同士の取り付けでしたのでかなり苦労しました。
完成直後は初速が全く出ずフレームとチャンバーとアウターバレルの
相性によるズレを修正するのにかなり悩みました。

壊れた次世代M4再生計画
フレームの加工やストックの加工と大変手間のかかる作業ですし、
金額的にもかなり費やしてしまうので、
このような外装バリバリのチューニングはもうやる事はないかもしれません。

壊れた次世代M4再生計画
中古の次世代M4でしたが見る影も無いかと思います。

壊れた次世代M4再生計画
この銃の最大の特徴は軽さ。
マガジン、バッテリーを含めて、わずか3.3Kg しかありません。
フロント廻りの徹底的な軽量化により回頭性に優れ、
構え続けても疲れ難く長時間ターゲットを狙う事も可能です。

壊れた次世代M4再生計画
初速は0.2g弾で96程度。法定内です。

壊れた次世代M4再生計画
上の写真をクリックすると拡大表示されます。

壊れた次世代M4再生計画
壊れた次世代M4再生計画


2014.02.09 試射動画追加しました。

壊れた次世代M4再生計画
外装はM4と言うよりは完全にAR-15。
内部はチューニングはZ-Tune SpecⅡ。
ドットサイト、マガジン、バッテリーも全て調整済みのコンプリート。
なので コンプリートガン「AR-15 Z-Tune SpecⅡ」 と命名。

壊れた次世代M4再生計画
「AR-15 Z-Tune SpecⅡ」編 おわり

NEXT
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次回は...
マルイ製次世代SCAR-Hの分解をやります。
また、BOLT製SR-47を購入しましたので、
そちらのほうもいずれ。
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Posted by サーモン  at 19:58 │Comments(6)M4

この記事へのコメント
お疲れ様です。
自分はHK417を購入しました〜
が、メカボのシリンダーヘッド部分が破損して今はメカボ待ちです。(T_T)
Posted by 通りすがりのZ at 2014年03月17日 18:03
Zさんお疲れ様です。
私もVFCの417の整備を最近しましたが、
あそこが薄いし凹凸があるのでちぎれやすいですよね。
普通にVer.2メカボで作ってもらいたいですよ。

只今PDRの2発不具合の元凶カットオフレバーを廃止した、
簡易FCUを開発中です。セミフルのスイッチ切り替え、
ミリストロークトリガーで使いづらかった部分をします。
Posted by サーモンサーモン at 2014年03月17日 20:44
サーモンさん
PDRは結局、カットオフが設計ミスですよね〜f^_^;

HK417はピニオンとベベルの位置、ノズル部分、モーターハウスの穴のサイズと設計ミスが多いですね〜
あとグリップを止めるネジとか...( ̄◇ ̄;)
Posted by 通りすがりのZ at 2014年03月17日 22:03
加工とゆうより別物にww
こんな事まで出来るのかと驚きました(; ・`д・´)

サーモンさんのこだわりがつまった逸品ですねw
中古を直して使えるようにする楽しみあるので
頑張って勉強しますw
Posted by みかい at 2014年03月27日 16:27
AR-15Zはアレもコレもと追加していくうちに、
とんでもない額になってしまいました...。
日々精進です。
Posted by サーモンサーモン at 2014年03月28日 23:08
サーモンさん
その気持ちわかります。
自分も以前メカボ選択からこだわって1丁作った事あるのですが費用がとんでもない事になりましたf^_^;

昔の話ですが( ;´Д`)
Posted by 通りすがりのZ at 2014年03月29日 15:11
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