2012年12月15日
マルイ 電動ハンドガン G18C をカッコよくする!
朝夕の寒気が身にしみるころとなりました。
寒くなるとガスガンはまともに使えなくなるので、
サイドアームとして「東京マルイ 電動ハンドガン グロック18C」を購入しました。
早速バッテリーを入れて試射してみると、なんとおどろく事に!!普通に撃てます。
日本の誇るマルイの電動ガン なのですからアタリマエの事ですが、
いつもまともに動かない中華銃を掴まされているとそれだけでも感動です!!
しかし、そのまま使うのでは面白くありません。
チューニングをしましょう!!
ええ...。今回はネタ編です。
ドットサイトを付ける!!
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「電動ハンドガンだから照準器も電動かなー?」と思ったので、
「DOCTERタイプ レッドドットサイト」を取り付けちゃいます。
まずはスライドを裏返して、セレクターのイモネジとスライドインナーのネジ2本を外します。
セレクターレバーを引き抜き、セレクターを取り外します。
セレクターピン&スプリングを無くさないように気をつけましょう。
これでスライドインナーと共締めだったリアサイトを取り外せます。
DOCTERドットサイトをスライド上部に載せる台座をワンオフ製作します。
ホームセンターで売られているアルミアングル材を用意し
テキトウにサンダーで切ります。
ドットサイトが自動発光量調整式で前面部にそのセンサーがあるため
光を取り入れやすいように側面下側に大穴を明けます。
上側も要らないのでサンダーで斬り落とします。
最初に大穴を開けて、穴の中心から上を切断し半円の穴に仕上げています。
逆の手順だと面倒ですし綺麗なセンサー逃げが出来ません。
効率よく作業順番を考えるのも面白い物です。
スライドと台座そしてドットサイトを固定するネジ穴を開けます。
端部も綺麗に鑢がけをして仕上げておきます。
この写真の仕上げ作業まで、高価な工作機械(フライス、ボール盤とか)
による加工は一切していません。
サンダーで斬って、ハンドドリルで穴あけ、タップを切って、鑢で仕上げ。
もちろん高価な工作機械を使えば精度はきっちり出るかもしれませんが、
当ファクトリーでは誰にでも揃えられる道具での加工に挑戦しています。
道具の使い方の経験を積み、作業順番をきっちり練ればきっと出来ます。
「工作機械持って無いから!」と諦めずに物作りに励んでみてください。
アルミ材を綺麗に切り出すと端部が鏡面でそのまま使いたくなりますが、
輝きすぎて目立ってしまいます。
仕方ないので黒く塗りましょう。
ドットサイトのガラス面に被弾してしまったら割れてしまうかもしれません。
「当たらなければ どうという事は無い!」と偉い人が言っていましたが、
念のために防弾プレートをポリカボネートで作ります。
これで安心。「当たっても どうという事は無い!」
ほんの小さなワンオフ部品ですが、思い通りの物が出来上がると心躍ります。
これで完成です!!
とはいきませんよね...。
当ファクトリーのブログを読まれる方は、この程度で満足されるはずがありません。
次に行きましょう!!
バレル交換!!
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チョッとだけ性能面を向上させましょう。
命中精度を上げるためにバレルを加工します。
とは言え、ハコ出しをしてから遠くのターゲットに向けて試射してないんですが...。
ホップダイアルを取り外します。
コードカバーのネジ3つを外します。左側2つ
右側1つ
フレームロックのネジ2個も外します。
コードカバーとフレームロックを取り外す時ノズル&ノズルスプリング
を飛ばさないように注意しましょう。
フレームロックの裏側にピンとバネが入っています。無くさないようにね。
アウターバレルを引っ張って取り外します。
トリガーシャフトを打ち抜きます。
バレル&トリガーユニットを引き出します。
バッテリーエジェクターやらトリガーバーやらバッテリー端子部も一緒に
持ち上がって外れてきます。
トリガーユニットを分解します。ネジ1本です。
バレルを外す以外何もする気がないので、バラバラにならないように気をつけます。
今回はバレルを長くしてみようかな~!と考えたので、
当ファクトリーでは珍しい、社外バレルを使います。
「LayLax NINE BALL マルイ電動グロック18C&M93R ハンドガンバレル/ロング」
を購入すればよいのですが、どこも売り切れでしたので仕方なく
「LayLax NINE BALL マルイ電動MP7A1 インナーバレル」を購入しました。
182mmと長く、ホップ部の加工も共通ですので流用可能です。
まあ何のバレルでもテキトウに長くて、無加工で、安ければ良かった訳です。
いつもの如く社外バレルに拘りがありません。
いつものようなバレル出口ですがバレル素材がステンレスですので
硬くて加工が大変ですので簡略化されています。
元あったようにバレルを取り付けます。
バレルが長い為、無理やり押し込まないと入らない部分があります。
ついでにリポバッテリー!!
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電動ハンドガン用リポバッテリーと変換コネクターを購入しました。
「ET-1 7.4v 550mAh 20C」
「Trigger Talk電ハン変換コネクター」
いまさらマルイ純正ニッケル水素 マイクロバッテリーを買うことも無いでしょう。
マルイ純正マイクロバッテリーを使わないなら、
バッテリー接続端子部も必要ないですから取り外してバッテリー室内を広くします。
銃本体の配線と、BECコネクター配線をはんだで直付けします。
よーく考えたらやたら高い(1800円)Trigger Talkのコネクター買う必要ありませんでした...。
なおこのBECコネクターは許容電流が低く、リポバッテリー使用には無理があります。
最悪の場合コネクターの端子同士が、融着して取り外せなくなってしまいます。
まあそれ以前に、電ハンの設計自体リポバッテリーの性能に耐えれる設計ではありませんので
銃自体消耗品と割り切ってリポバッテリーを使うべきでしょう。
電気の接点部分は出来る限りないほうがよいです。
スッキリしていてネw!!
もとどおりに組み上げます。
どうやって付いているか解らなくなりやすいバッテリーエジェクターもレスでスッキリ!!
リポバッテリーも余裕を持って収納できるようになりました。
いずれは分解しなければならない事もあるかと思うので、
グリップ部のステッピング加工はせずHogue グリップを装着します。
これで完成です!!
とはやはり ...いきませんよね...。
当ファクトリーのブログを読まれる方は、これでも満足される訳がありません。
第一アウターバレルがむき出しなんてかっこ悪いですよね。
コンペンセイターを付ける!!
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グロック用ロングコンペンセイターをご用意しました!!
これでインナーバレルもバッチリ収めれます!!
ええ!!わかります!わかります!!
ただ付けるだけではダメですよね!!!
G36用ピカティニー・レールもご用意しました!!
レールがあると何かと便利ですからねぇ...!
とにかく穴をいっぱい開けて、面を出して、バリを取ります。
そして黒く塗ります。
テトラピカティニー・レールグロックロングコンペンセイターが出来上がりました!!
後ろから見るとこんな感じ。
これなら「よろしく!! GUNドック 」読者さんも納得でしょう!!
さらに!さらに!! KAC PDWエクステンションバレルをお付けします!!
これだけではありません!!電動ハンドガンですから、レーザーも付けちゃいましょう!!
こんどこそ完成!!
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どうでしょう!!立派なハンドガンに仕上がりました!!
そびえ立つノーズ!!
4面ピカティニー・レールで装備付け放題!!
まさに!!電動ハンドガンにふさわしい、斜め上の仕上がりです!!
持ち運びもしやすいようにショートバレル化も簡単に出来ます。
それにこの大きさならハンドガン戦でもハンドガンとして扱ってくれるでしょう。
試射してみましたら結構の命中精度、音もそれなりに静かですし、
メインウエポンとしても使えそうです。(大きさだけはガチでメインウエポン)
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なんと申し上げましょうか、当ブログはネタ編ですらマジで作らないと
ならないハードルの高さになってまいりました。
次回は、浜松8時間耐久サバイバルゲーム決戦用タボールGT3です。
どうぞお楽しみに!!
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分かりやすい写真と説明文で、楽しくブログを拝見させてもらいました。
オリジナルのアイデアが詰まっていて、とても魅力的なグロックになっちゃいましたね。
ありがとうございます。
今後もわかりやすいブログを心がけてまいります。
斜め上を行くガン・チューニングを目指していきますので、
今後ともよろしくお願いします。
グロックが大型ハンドガンになりましたね!
かっこいいです!
エクステンションバレルはコンペンセイターに加工無しでポン付けでしょうか?
VFC設計のPDWエクステンションバレルならポン付けできましたね。
ただ横から芋ネジで止めるように加工しないとポン取れです。
俺できないから
フリーダームアートからそんな感じのものが出てます。
このようなカスタムをしようと思っている 者です笑
このドットサイトは
どのようなものなのか、
教えていただければと思います!
よければお願いします!!!!
どのような物って??
エアガン市場とかで売っている
DOCTERタイプレプリカ(AUTOモデル)ですよ。
使いやすいかって事??
自動調光が災いして
暗所から明るい位置のターゲットを狙うと
ドットが全く見えませんね。
ここ3週間ずっとぶらんぶらんしていてそろそろ納めたいのです。
バレルを長くしたらトリガーが入らないって事ですよね?
ロアフレームのバレルを支える部分をグイッと捻って無理やり入れちゃうんですよ。
プラが折れそうと感じるようでしたらドライヤーで熱して素材を柔らかくするとよいでしょう。