2012年11月25日
A&K M249 オーバーホール 組み立て編
2回に分けて お送りする「A&K M249」
今回は、其の組み立て編です。

今回は、「よろしく!!GUNドックオリジナルチューニングメニュー N-1仕様」で仕上げます。
今回は、其の組み立て編です。

今回は、「よろしく!!GUNドックオリジナルチューニングメニュー N-1仕様」で仕上げます。
「エアーガン N-1仕様」はパワー、飛距離に影響する
・スプリング
・ピストン
・バレル
この3つを社外改造部品への変更禁止 とし、
A&K純正部品のままでオーバーホールの技術力だけで、
「流速チューン」と同等の性能を発揮させるメニューです。

妥協無しのチューンドガン「N-1仕様」ですが、言い方変えれば...
「改造部品いっぱい買うと高く付くから、できる限り変えないで安く行こう!!」です。
妥協してるんだか?してないんだか?なんだか良くわかりませんが、
今回は依頼主が学生さんですので、あまりお金も掛けるわけにも行かないでしょうから、
少しばかり消耗していている部品でも、できる限り替えずに低コストで仕上げます。

各部品を綺麗に洗浄し、メカボックス内の可動部のバリやエッジを削ってあります。
ギアの組み付け
****************************************

瞬間接着剤でメカボックスにベアリングを貼り付けます。
接着剤が乾く前に、座面にしっかりとベアリングを落とし込み
上からベベルギアー等でベアリングを押さえつけ奥まできっちり嵌め込みます。

スパーギアの下側シムは出来る限り薄いシムを組み込みます。

いつもなら、「ギアのシム調整は1つづつギアを組んでクリアランスを煮詰めます。」
と説明しますがこのメカボックスの場合は簡単にギア3つ同時クリアランス調整ができます。

真下から全部のギアがよく見えるので、1つづつギアを組んでクリアランス調整
する必要が無いんですね。
セクターギアをスパーギア側面とセクターギアが触れないギリギリのシム厚に選定し、
ベベルギアもラッチギア部とスパーギア側面とが触れないようにシム厚の選定をします。

適切なクリアランスになるように何回も組み直して確認しましょう。
納得のいくシムセティングが出来たら、シムの組み付け順番を間違わないように管理しましょう。
モーター位置の調整
****************************************
モーターを「G&P製M120ハイスピードモーターS」に交換します。
今回のチューニングで唯一交換するチューニングパーツです。
「お金を掛けないように!!」と言う割りには、高価なモーターですが、
連射性能が秒間14発では分隊支援火器にしては寂しい連射でしたのでつい変えてしまいました。

この銃はメカボックス内にモーターを収納するようになっていますが、
モーターを組み付けると上下に余裕があります。
そのガタの為にベベルギアの軸センター部とモーター軸が一直線に並ばないので、
モーターとボックスの間にスペーサーを詰めモーター位置を微調整します。

とにかくテキトウな薄い板は無いかな??と探しまします。
モーターが梱包されていた箱?透明なブリスターパックの端の平らな部分
これがちょうど良い厚さでした。

テキトウに長細く切り取ってモーター下側に瞬間接着剤で貼り付けます。

これでボックスとモーターの隙間が埋まり、
ベベルギアの軸センター部とモーター軸が一直線に並びました。

次はピニオンギアとベベルギアのクリアランス調整をします。

M249はセミオートがありませんので、トリガマイクロスイッチを組むだけで
モーターの回転テストが行えます。

バッテリーを充電しようと思ったらコネクターがタミヤラージコネクターでしたので、
急遽充電器に合う様に変換コネクターを製作です。

ベベルギアとモーターのみを組み込みメカボックスを閉めます。

バッテリーを取り付けトリガースイッチを押しモーターを回転させます。
モーターで、ベベルギアのみを回転させて、ギアノイズを注意深く聞きましょう。
モーター調整ネジを閉めていくと(時計回り)、途中から、ガリガリ異音がしてきますので、
そこから30度ほど緩め(反時計回り)ます。異音が鳴らないギリギリの位置を探りましょう。
調整が終わったら、メカボックスを開ける所までまた分解します。
タペットプレートの調整
****************************************

タペットプレートの可動チェックをします。
タペットプレートとセクターギアのみを組み付けメカボックスを閉じ、
セクターギア指で回してみます。
すんなりと抵抗無く回ればこれで完了ですが、この銃は回転が渋くなりました。
セクターギアのタペットカム部とタペットプレートの接触がきつく うまく回りません。
中華銃は無理やりセクターギアを回転させてタペットプレートを潰している物が
多いのでよく確認しましょう。

タペットプレートを削って対処しますのでどこがきつく当たっているか調べます。
セクターギアのタペットカム部をマジックで赤く塗ります。

タペットプレートとセクターギアのみを組み付けメカボックスを閉じ、
セクターギア指で回してみます。

赤く塗ったマジックインクがタペットプレートのあたりの強い部分に付着しますので
その部分を少しづつ削ります。

何度か同じ作業を繰り返し抵抗無く回るようになれば完了です。
削りすぎてしまうとノズル&タペットプレートが後退しきれなくなって、
給弾不良になりますので少しづつ、最低限の削り込みをしましょう。
ピストン&シリンダー組み付け
****************************************

A&K純正シリンダーはステンレス製です。
マルイ純正シリンダーより内径が少し大きいようです。
シリンダー内が少しだけ縦傷がありますね。

いつもの様に内部を表面研磨します。
ヘアライン状の磨き傷を残すように磨きてあります。
これで自動車エンジンで言うホーニング加工と同じ効果があり、
この磨き傷にグリスが保持され、低摩擦、高気密が実現されます。

A&K純正ピストンですが、所々吸気穴がプラ成型時のバリで埋まっています。

ドリルでバリを取り除きましょう。




シリコングリスを塗り、ピストン&シリンダーを組み上げます。
メカボックス組み立て
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スパーギア、セクターギアを取り付け、
取り付け方向を間違わないように逆転防止ラッチとバネを取り付けます。

逆転防止ラッチを下に押し下げ、ベベルギアを取り付けまが、
ピョンピョン逆転防止ラッチが跳ねてしまいうまく嵌ってくれませんでした...。
ピストン&シリンダー一式とモーターを忘れずに取り付けましょう。

スプリングガイドリリースレバーも忘れずに取り付けます。

ピョンピョン飛び跳ねる逆転防止ラッチを押さえつけながら、メカボックスを閉じます。
トリガーマイクロスイッチは後からでも取り付けが出来ます。
ネジは基本的に内側から外側に向けて各所を均等締めするのが基本です。
締め付けが完了したら、ノズルは最前進していると思いますので、
指で押してみて前後に動くか確認しましょう。

トリガーマイクロスイッチを取り付けます。


配線の被覆が破れていたので熱収縮チューブで補修します。

モーターに配線を接続し綺麗にメカボックスに沿わせます。

コッキングレバーロッドを取り付けます。

スプリングガイドとスプリングガイドベースの歪みを補正します。

スプリングガイドが位置決めピンの出っ張りで浮いて奥まで入っていないだけなので、
ワッシャーをスペーサー代わりに挟み込みます。

これだけでスプリングガイドの座りがよくなりました。
またワッシャー分の厚みだけスプリングの圧縮量が増えた事になります。

スプリングガイドにスプリングを組み込みメカボックスに挿入します。
純正スプリングを使います。初速84程度でしたし、
無理なカット品ではないよい形状のスプリングでした。

最後にラッチが設定どおり組み込まれているかも下側から覗き込み確認しましょう。

メカボックスを前方にスライドさせて取り付けます。
配線が引っかかるので注意しながら作業しましょう。

銃左側のネジ2本でメカボックスを固定します。

トリガー&グリップを取り付けます。
前方ロックピンにゴムOリングを取り付け差し込みます。

すぐに抜け落ちそうな構造でしたので、抜け防止のためにパラコードで結んでおきました。
これで抜け落ちません。たぶん...。

ストックを取り付け下側ロックピンを、ラジオペンチ等でEリングで固定します。

ストック上側ロックピンとツマミナットを取り付けます。

コッキングレバーを取り付けます。
レバーの前方のネジが1個を締めます。

バッテリー側配線と、メカボックス側配線の接続端子が、ちぎれて取れてしまいました。

太めの自動車用ギボシ端子に取り替えました。
バレル&チャンバー
****************************************

バレルはもちろんA&K純正を加工して使います。
純正ですから、粗悪な中華バレルな訳ですが、
加工すれば最高のバレルに仕上がります。
いつものように、バレル出口は奥20mmからの緩やかなテーパー、
内部は鏡面加工が施されています。
写真は加工途中のようです。撮り忘れました。

長掛けホップのNホップ構造に加工します。
いつものようにマルイ純正ホップパッキンにしたい所ですが、
A&K M249純正ホップパッキンは形状が違うので変更が出来ません。
裏返して面ホップパッキンに加工します。

よく切れるニッパーでコブを切断します。
テキトウですが左右対称にスパッと切れています。
綺麗に切れたので鑢がけも無しです。

いつもならチャンバーラバーは「FireFly なまず辛口」を使用しますが、
A&K M249はホップラバーがマルイ方式ではありませんので工夫が必要です。
これまたテキトウなゴムシートを取り出して、ホップ窓寸法に合わせて四角く切り出します。

このゴム破片をホップラバー表側のホップ窓上付近に
瞬間接着剤で貼り付けます。

繊細にしてアバウトな技術力!!で見事に貼り付け完了。
「よろしく!!GUNドック オリジナルNホップパッキン」の完成です。
単純な加工ながらこれでよくある、面掛けホップラバーと同じ役割になります。
と言うか慣れてしまうと「もうこれで良いんじゃなぇの??」思えてきます。

A&K M249独自の縦置きホップラバーを乗せます。
ホップ掛かりの悪い純正ホップラバーですがNホップパッキンの厚さが加わり、
強めのホップを掛ける事が可能となります。

ホップ窓からホップパッキンが水平に降りてきていますね。

バレルアッセンブリーを銃本体に組み付けて完成です。
完成と試射
****************************************

試射は、いつもお世話になっております焼津スペシャルフォースのシューティングレンジで行います。
弾は0.20g弾を使用します。

初速はオーバーホール前の84程度からおおよそ5アップの
平均89程度になりました。
連射速度も秒間14発から17発にアップしました。

今回は野外でも 試射を行いましたが、動画では弾道がわかり辛かったです。

GPS計測ですが60メートル以上飛ぶ事を確認できました。
動画
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今回も動画をご用意いたしました。
弾のばらつきの少なさが確認できるかと思います。
****************************************

性能に関しては、能書きやクチで言っても意味がありません。
鉄砲は撃ってなんぼですのでご希望であれば、
当ファクトリーのデモガンの試射を申し出てください。(いつものテンプレ)


NEXT
*********************************
次回は...
浜松8時間耐久サバイバルゲーム決戦用タボールGT3
納期短すぎじゃねぇ?G&P M4 スタッビ
よろしく!!GUNドック 開発中銃の中間報告
マルイ電動ハンドガンG18Cをカッコよくする!
マルイガスハンドガンG18Cをカッコよくする!
を予定しております。
なおMAGPUL PDRを予約したので、到着したら
早速レビューそして分解を行う予定です。
そして、ありがたい事に整備チューニング依頼の予約が来年2月分まで満杯で
自分の銃を完成させる暇がありません...。
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A&K M249 オーバーホール 分解編
・スプリング
・ピストン
・バレル
この3つを社外改造部品への変更禁止 とし、
A&K純正部品のままでオーバーホールの技術力だけで、
「流速チューン」と同等の性能を発揮させるメニューです。

妥協無しのチューンドガン「N-1仕様」ですが、言い方変えれば...
「改造部品いっぱい買うと高く付くから、できる限り変えないで安く行こう!!」です。
妥協してるんだか?してないんだか?なんだか良くわかりませんが、
今回は依頼主が学生さんですので、あまりお金も掛けるわけにも行かないでしょうから、
少しばかり消耗していている部品でも、できる限り替えずに低コストで仕上げます。

各部品を綺麗に洗浄し、メカボックス内の可動部のバリやエッジを削ってあります。
ギアの組み付け
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瞬間接着剤でメカボックスにベアリングを貼り付けます。
接着剤が乾く前に、座面にしっかりとベアリングを落とし込み
上からベベルギアー等でベアリングを押さえつけ奥まできっちり嵌め込みます。

スパーギアの下側シムは出来る限り薄いシムを組み込みます。

いつもなら、「ギアのシム調整は1つづつギアを組んでクリアランスを煮詰めます。」
と説明しますがこのメカボックスの場合は簡単にギア3つ同時クリアランス調整ができます。

真下から全部のギアがよく見えるので、1つづつギアを組んでクリアランス調整
する必要が無いんですね。
セクターギアをスパーギア側面とセクターギアが触れないギリギリのシム厚に選定し、
ベベルギアもラッチギア部とスパーギア側面とが触れないようにシム厚の選定をします。

適切なクリアランスになるように何回も組み直して確認しましょう。
納得のいくシムセティングが出来たら、シムの組み付け順番を間違わないように管理しましょう。
モーター位置の調整
****************************************
モーターを「G&P製M120ハイスピードモーターS」に交換します。
今回のチューニングで唯一交換するチューニングパーツです。
「お金を掛けないように!!」と言う割りには、高価なモーターですが、
連射性能が秒間14発では分隊支援火器にしては寂しい連射でしたのでつい変えてしまいました。

この銃はメカボックス内にモーターを収納するようになっていますが、
モーターを組み付けると上下に余裕があります。
そのガタの為にベベルギアの軸センター部とモーター軸が一直線に並ばないので、
モーターとボックスの間にスペーサーを詰めモーター位置を微調整します。

とにかくテキトウな薄い板は無いかな??と探しまします。
モーターが梱包されていた箱?透明なブリスターパックの端の平らな部分
これがちょうど良い厚さでした。

テキトウに長細く切り取ってモーター下側に瞬間接着剤で貼り付けます。

これでボックスとモーターの隙間が埋まり、
ベベルギアの軸センター部とモーター軸が一直線に並びました。

次はピニオンギアとベベルギアのクリアランス調整をします。

M249はセミオートがありませんので、トリガマイクロスイッチを組むだけで
モーターの回転テストが行えます。

バッテリーを充電しようと思ったらコネクターがタミヤラージコネクターでしたので、
急遽充電器に合う様に変換コネクターを製作です。

ベベルギアとモーターのみを組み込みメカボックスを閉めます。

バッテリーを取り付けトリガースイッチを押しモーターを回転させます。
モーターで、ベベルギアのみを回転させて、ギアノイズを注意深く聞きましょう。
モーター調整ネジを閉めていくと(時計回り)、途中から、ガリガリ異音がしてきますので、
そこから30度ほど緩め(反時計回り)ます。異音が鳴らないギリギリの位置を探りましょう。
調整が終わったら、メカボックスを開ける所までまた分解します。
タペットプレートの調整
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タペットプレートの可動チェックをします。
タペットプレートとセクターギアのみを組み付けメカボックスを閉じ、
セクターギア指で回してみます。
すんなりと抵抗無く回ればこれで完了ですが、この銃は回転が渋くなりました。
セクターギアのタペットカム部とタペットプレートの接触がきつく うまく回りません。
中華銃は無理やりセクターギアを回転させてタペットプレートを潰している物が
多いのでよく確認しましょう。

タペットプレートを削って対処しますのでどこがきつく当たっているか調べます。
セクターギアのタペットカム部をマジックで赤く塗ります。

タペットプレートとセクターギアのみを組み付けメカボックスを閉じ、
セクターギア指で回してみます。

赤く塗ったマジックインクがタペットプレートのあたりの強い部分に付着しますので
その部分を少しづつ削ります。

何度か同じ作業を繰り返し抵抗無く回るようになれば完了です。
削りすぎてしまうとノズル&タペットプレートが後退しきれなくなって、
給弾不良になりますので少しづつ、最低限の削り込みをしましょう。
ピストン&シリンダー組み付け
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A&K純正シリンダーはステンレス製です。
マルイ純正シリンダーより内径が少し大きいようです。
シリンダー内が少しだけ縦傷がありますね。

いつもの様に内部を表面研磨します。
ヘアライン状の磨き傷を残すように磨きてあります。
これで自動車エンジンで言うホーニング加工と同じ効果があり、
この磨き傷にグリスが保持され、低摩擦、高気密が実現されます。

A&K純正ピストンですが、所々吸気穴がプラ成型時のバリで埋まっています。

ドリルでバリを取り除きましょう。




シリコングリスを塗り、ピストン&シリンダーを組み上げます。
メカボックス組み立て
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スパーギア、セクターギアを取り付け、
取り付け方向を間違わないように逆転防止ラッチとバネを取り付けます。

逆転防止ラッチを下に押し下げ、ベベルギアを取り付けまが、
ピョンピョン逆転防止ラッチが跳ねてしまいうまく嵌ってくれませんでした...。
ピストン&シリンダー一式とモーターを忘れずに取り付けましょう。

スプリングガイドリリースレバーも忘れずに取り付けます。

ピョンピョン飛び跳ねる逆転防止ラッチを押さえつけながら、メカボックスを閉じます。
トリガーマイクロスイッチは後からでも取り付けが出来ます。
ネジは基本的に内側から外側に向けて各所を均等締めするのが基本です。
締め付けが完了したら、ノズルは最前進していると思いますので、
指で押してみて前後に動くか確認しましょう。

トリガーマイクロスイッチを取り付けます。


配線の被覆が破れていたので熱収縮チューブで補修します。

モーターに配線を接続し綺麗にメカボックスに沿わせます。

コッキングレバーロッドを取り付けます。

スプリングガイドとスプリングガイドベースの歪みを補正します。

スプリングガイドが位置決めピンの出っ張りで浮いて奥まで入っていないだけなので、
ワッシャーをスペーサー代わりに挟み込みます。

これだけでスプリングガイドの座りがよくなりました。
またワッシャー分の厚みだけスプリングの圧縮量が増えた事になります。

スプリングガイドにスプリングを組み込みメカボックスに挿入します。
純正スプリングを使います。初速84程度でしたし、
無理なカット品ではないよい形状のスプリングでした。

最後にラッチが設定どおり組み込まれているかも下側から覗き込み確認しましょう。

メカボックスを前方にスライドさせて取り付けます。
配線が引っかかるので注意しながら作業しましょう。

銃左側のネジ2本でメカボックスを固定します。

トリガー&グリップを取り付けます。
前方ロックピンにゴムOリングを取り付け差し込みます。

すぐに抜け落ちそうな構造でしたので、抜け防止のためにパラコードで結んでおきました。
これで抜け落ちません。たぶん...。

ストックを取り付け下側ロックピンを、ラジオペンチ等でEリングで固定します。

ストック上側ロックピンとツマミナットを取り付けます。

コッキングレバーを取り付けます。
レバーの前方のネジが1個を締めます。

バッテリー側配線と、メカボックス側配線の接続端子が、ちぎれて取れてしまいました。

太めの自動車用ギボシ端子に取り替えました。
バレル&チャンバー
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バレルはもちろんA&K純正を加工して使います。
純正ですから、粗悪な中華バレルな訳ですが、
加工すれば最高のバレルに仕上がります。
いつものように、バレル出口は奥20mmからの緩やかなテーパー、
内部は鏡面加工が施されています。
写真は加工途中のようです。撮り忘れました。

長掛けホップのNホップ構造に加工します。
いつものようにマルイ純正ホップパッキンにしたい所ですが、
A&K M249純正ホップパッキンは形状が違うので変更が出来ません。
裏返して面ホップパッキンに加工します。

よく切れるニッパーでコブを切断します。
テキトウですが左右対称にスパッと切れています。
綺麗に切れたので鑢がけも無しです。

いつもならチャンバーラバーは「FireFly なまず辛口」を使用しますが、
A&K M249はホップラバーがマルイ方式ではありませんので工夫が必要です。
これまたテキトウなゴムシートを取り出して、ホップ窓寸法に合わせて四角く切り出します。

このゴム破片をホップラバー表側のホップ窓上付近に
瞬間接着剤で貼り付けます。

繊細にしてアバウトな技術力!!で見事に貼り付け完了。
「よろしく!!GUNドック オリジナルNホップパッキン」の完成です。
単純な加工ながらこれでよくある、面掛けホップラバーと同じ役割になります。
と言うか慣れてしまうと「もうこれで良いんじゃなぇの??」思えてきます。

A&K M249独自の縦置きホップラバーを乗せます。
ホップ掛かりの悪い純正ホップラバーですがNホップパッキンの厚さが加わり、
強めのホップを掛ける事が可能となります。

ホップ窓からホップパッキンが水平に降りてきていますね。

バレルアッセンブリーを銃本体に組み付けて完成です。
完成と試射
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試射は、いつもお世話になっております焼津スペシャルフォースのシューティングレンジで行います。
弾は0.20g弾を使用します。

初速はオーバーホール前の84程度からおおよそ5アップの
平均89程度になりました。
連射速度も秒間14発から17発にアップしました。

今回は野外でも 試射を行いましたが、動画では弾道がわかり辛かったです。

GPS計測ですが60メートル以上飛ぶ事を確認できました。
動画
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今回も動画をご用意いたしました。
弾のばらつきの少なさが確認できるかと思います。
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性能に関しては、能書きやクチで言っても意味がありません。
鉄砲は撃ってなんぼですのでご希望であれば、
当ファクトリーのデモガンの試射を申し出てください。(いつものテンプレ)


NEXT
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次回は...
浜松8時間耐久サバイバルゲーム決戦用タボールGT3
納期短すぎじゃねぇ?G&P M4 スタッビ
よろしく!!GUNドック 開発中銃の中間報告
マルイ電動ハンドガンG18Cをカッコよくする!
マルイガスハンドガンG18Cをカッコよくする!
を予定しております。
なおMAGPUL PDRを予約したので、到着したら
早速レビューそして分解を行う予定です。
そして、ありがたい事に整備チューニング依頼の予約が来年2月分まで満杯で
自分の銃を完成させる暇がありません...。
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A&K M249 オーバーホール 分解編
チャンバーの部分がマルイと違って?な構造でした。
これからも、どんどんUPしてもらえると助かります!