2016年01月02日
マルゼン 製 CA870 オーバーホール 分解 編
2回に分けて お送りする「マルゼン 製 CA870 オーバーホール」其の分解編です。
マルゼンのCA870が《ニューホップアップシステム搭載》となりましたので(1年前)、
どんな物かと思いCA870 チャージャーを入手しました。
マルゼンのCA870が《ニューホップアップシステム搭載》となりましたので(1年前)、
どんな物かと思いCA870 チャージャーを入手しました。
箱出し状態でマルイ0.2g弾の初速は81程度です。
まだ初速しか測っていませんが早速分解です。
メカボックスの取り出し
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ストック基部を取り外します。
ネジ1本だけです。
レシーバーフレームの左右ビスを取り外します。
フレームピンを左から右にノックピンで打ち抜きます。
トリガープレートは下方向に引っ張ると外れます。
レシーバーフレームを後ろ方向に引き抜きます。
2重装填を防ぐ為のロックストッパーを外しておきます。
レシーバーフレームを引き抜くときにトリガーが引っかかりますので、
トリガーを引きながら注意してフレームをスライドしてください。
続いてフロント側のバレル&マガジンチューブを分解していきます。
マガジンキャップを取り外します。
スリングリングにも前後がありますので覚えておきましょう。
アウターバレルを前方に引き抜きます。
マガジンチューブを取り外します。
この辺の作業はコッキングした方がやり易いかもしれませんが
弾が装填されていないか?はしっかりと確認しておこなって下さい。
レシーバーFカバーを取り外します。
フォアエンドグリップを取り外します。
アクションバーにガッチリ圧入されていますので、
傷をつけないようドライバーでこじってやる必要があります。
これでメカボックスの取り出し完了です。
電動ガンと比べるとネジ本数も少なくあっけないですね。
メカボックスの分解(バレル&チャンバー周りまで)
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メカボックス取り出しの時に外したかと思いますが外していないのでしたら、
ロックストッパー(アームとスプリング)を外します。
バレルロックピンを打ち抜きます。
メカボックスを固定しているのはビス4本です。
チャンバーアーム、トリガー&シアー、メインスプリングと
飛び出す部品が多くありますので慎重にメカボックスを開けてください。
新たに搭載されたニューホップアップシステムです。
芋ネジでホップアームを直に押しチャンバーパッキンを押しつぶしてます。
これはイイ出来ですから何も替える必要も無いでしょうね。
バレルのホップ窓はマルイのバレルにも似ていますが流用できるわけではありません。
メカボックスの分解(トリガー&シアー)
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ここからトリガーとシアーを分解していきますが、
基本的に分解する必要は無いでしょうね。
困った事に各シアーの正式な部品名がわからないので、
各写真ごとに各シアーに同じ色の矢印を付ける事にしました。
文章で説明するモノでもないですし、写真を見ればわかるでしょ?
と言う事でメカボックスの分解(トリガー&シアー)はここから解説無しです。
メカボックスの分解(ピストン&シリンダー)
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メインスプリングとスプリングガイドを取り外し、
ピストン&シリンダーを取り外します。
グリスの付いた部品はパーツクリーナーで丁寧に洗浄しましょう。
プラスチックの部品は台所用洗剤で洗ってしまうのも良いでしょう。
これでメカボックスの分解がおわりです。
ですが...ここまでやっておいて こう言うのは何ですが、
ニューホップアップシステムのCA870は
壊れていなければ分解する必要も無いでしょう...。
あとがき
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ニューホップアップCA870を購入する以前に、
マルゼンコピーの中華製870を購入した事がありました。
フルメタルフレームで内部もほとんど同じ作りでしたが、
ピストンとシリンダーのプラスチック材質が固すぎで、
粘りがなくすぐに折れて壊れてしまうダメダメ銃でした。
形だけ真似ても日本製の品質まで真似る事はできない典型でした。
何処のメーカーかは言いませんが...。
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今回はここまで!!
次回は「マルゼン 製 CA870 オーバーホール 組み立て編」に入ります。
どうぞお楽しみに!!
ってことで、 よろしく!! GUNドック
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Posted by サーモン
at 20:08
│Comments(4)
香港に、管理人さまが技術者はいないのです悲しいのは、泥棒するのと、ですね
素晴らしい。情報の解放と無料をする管理人さまが、感謝しております!
4mm程度の6角穴付きビスで直押しでも何とかなる気もしますが。
何より写真がきれいで見やすい。
パーツの交換を初めて自分で出来ました
ありがとうございました!