よろしく!! ＧＵＮドック

「壊れちゃったので治して下さい。」ってことでP-90をお預かりしました。
試射してみたらギアの空回り音がしますので、
ギア壊れているのは確実でしょうね。
早速バラしちゃいましょう。

テイクダウン
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まずはマガジン外しましょう。


マガジン挿入部にテイクダウンボタンを押して、
前にアッパーレシーバをスライドしましょう。


P-90は簡単でいいですね。


チャンバー＆バレルも、チャンバーを前に押しながら捻れば簡単に外れます。


ギアボックスの取り外し
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ストックパットプレートを取り外し、ネジ2本を外します。


ギアボックスセパレーターカバーを取り外します。
配線が微妙に邪魔して外しづらいです。


ギアボックスを手前に引き出します。
P-90はたったこれだけで、ギアボックスを取り出せます。


ギアボックスの分解
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スイッチアッセンブリーを外します。
ネジ3本を抜きましょう。
いじり防止スクリューが多用されていますので専用工具を用意しましょう。


お次はモーターマウントを外します。
ネジ2本です。


すべてがユニット化、アッセンブリー化されています　簡単！！


メカボックスアッパーカバーを後ろにずらして外します。


メカボックのネジは残すはあと1本です。
緩めたらバネが飛び出さないように注意です。


おや！チューニングパーツがたっぷりおごられていますね。


タペットプレート、シリンダー、ピストン纏めて外します。


ギアー3点とラッチを取り外します。
ギアーにくっ付いたシムを落とさないように気をつけて外し管理しましょう。
ラッチのバネの取り付け方は良く覚えて置いてください。


ギアボックスを裏返して（いや、表返してか？？）
カットオフレバーの取り付けねじを外しカットオフレバーを取り外します。
カットオフレバースプリングがありますので飛ばさないように注意しましょう。


タペットプレートスプリングも取り外してこれですべて分解できました。


すべてのパーツを洗浄しましょう。

故障原因
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セクターギアのスパー側の歯が欠けています。
スパーギアの歯もわずかに潰れ、軸もわずかに歪んでいました。


ピストンのギアも舐めたように削れています。


欠けたギアの歯が何個か見つかりました。


シリンダーヘッドの衝撃吸収ゴムがはがれています。

おそらくは．．．．．．
1．シリンダーヘッドのゴム板がはがれる。
2．ゴム板が邪魔をし、ピストンが上死点まで戻らない。
3．ピストンが戻らない為、次のサイクルでセクターギアとピストンのギアが噛み合わない。
4．セクターギアとスパーギアに負荷がかかり、お互いのギアの歯が欠ける。
5．完全なギアブロー
の順番で故障に陥ったのでしょう。

スイッチアセンブリーの分解
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スイッチ接点が磨耗しているので分解して磨きなおします。
スプリングを外します。


P-90のスイッチはセミオートとフルオートの2段スイッチになっています。
ネジ3本外します。これでセミ側が分解できます。


裏返してネジ2本を外します。こちら側がフル側です。


接点の汚れを取りましょう。


汚れを取り除いたら、タミヤの接点グリスを塗布します。
後は元通り組みなおしましょう。

ホップチャンバーの分解
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ピンを抜きましょう。
ホップアームが外れます。

バレル固定リングを外します。


バレルを前方に引き抜きます。
ホップクッションラバーが潰れて変形していますね。
ホップラバーと合わせて交換しましょう。

フレームの清掃
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バッテリー外出し加工をしてあったようで、配線を通す配線モールが貼り付けてありました。
「もう必要なけど、剥がすとおかしくなっちゃうと、嫌なので剥がしていない。」とか．．．。
じゃあ！剥がしちゃいましょう。

ドライヤーで温めてやると簡単に剥がせます。
ガムテープを張って車内に放置したのか？？テープの糊が残っていますのでそれらも、
パーツクリーナーできれいに落としておきました。


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今回はここまで！！
壊れている部品を注文して「マルイ P-90 オーバーホール 組み立て編」に入ります。
どうぞお楽しみに！！
ってことで、　よろしく!! ＧＵＮドック
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