2017年10月01日

KRYTAC KRISS VECTOR オーバーホール 組み立て編

2回に分けて お送りする「クライタック クリス ベクター」組み立て編です。

待ちに待ったKRYTAC クリス ベクターですが高級と言えども中華銃。
調整要の部分もありますので組み立て&チューニングをしましょう。
続きを読む↓

チューニング・メニュー
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KRYTAC クリス ベクターの不満点を挙げてみますと...
・弾の飛距離&集弾精度のバラツキ
・初速の低さ
・連射速度の低さ
・やたらうるさいギア鳴り音
・硬くストローク量の長いトリガーフィーリング
と言った感じですかね??
って事で5つのお勧めチューニングメニューを作ってみました。

☆☆ GT-3 -ロングレンジ ライト仕様-☆☆
当ファクトリーのノウハウでフルオーバーホールを行います。
トリガーレスポンスを上げギア鳴りを抑えるLONEX A5もしくはA4モーターに置換し
純正チャンバー&バレル加工でロングレンジ化&命中精度向上、耐久性向上のチューンをします。
7.4V Lipoバッテリー仕様、初速90以上、 連射速度A5秒間15、A4秒間18程度(Lipo7.4V)
オプション装備:ミリストロークトリガー

☆☆ GT-3 s-ロングレンジ&ハイサイクル ライト仕様-☆☆
GT-3 をベースにハイスピードギアに置換。
命中精度向上をハイサイクル寄りにトレードオフしセットアップします。
ロングレンジ化&ハイサイクルのチューンをします。
7.4V Lipoバッテリー仕様、初速90以上、連射速度秒間20程度(Lipo7.4V)
オプション装備:ミリストロークトリガー

☆☆ GT-2 -ロングレンジ ハード仕様-☆☆
GT-3 をベースにLONEX A2モーターに変更、ギア、ピストンも強化型に置換。
ロングレンジ化&命中精度向上、耐久性向上のチューンをします。
11.1V Lipoバッテリー対応、初速90以上、連射速度秒間20程度(Lipo11.1V)
オプション装備:ミリストロークトリガー

☆☆ GT-2 s-ロングレンジ&ハイサイクル ハード仕様-☆☆
GT-2 をベースにハイスピードギアに置換。
命中精度向上をハイサイクル寄りにトレードオフしセットアップします。
ロングレンジ化&ハイサイクルのチューンをします。
11.1V Lipoバッテリー対応、初速90以上、
連射速度秒間31程度(Lipo11.1V)、連射速度秒間21程度(Lipo7.4V)
オプション装備:ミリストロークトリガー

☆☆GT-4-ノーマルブン回し仕様-☆☆
モーターなんて変えずにピニオンギア変更でギアノイズを消し
11.1V Lipoバッテリーでぶん回します。
ロングレンジ化&命中精度向上
初速90以上で連射速度も18程度になるんじゃない??
耐久性もけっこうへーき。。。かも??
7.4V Lipoでおとなしく使ってもOK
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大まかに使用バッテリーの選択(7.4Vか11.1V)と
ロングレンジ化に加え命中精度向上orハイサイクルかのバランスで
仕様をお選び頂きます。
今回のKRYTAC クリス ベクターは当ファクトリーのデモガンなので、
思いっきり尖った仕様のGT-2 s-ロングレンジ&ハイサイクル ハード仕様-
オプション装備:ミリストロークトリガー付きにチューンします。
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メカボックスパネルの加工
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KRYTAC クリス ベクターのメカボックスパネルは非常に出来が良いですね。
少々中央が外側に膨らむ歪みがありますが、
バリも無く通常でしたら加工する必要はありません。


ただし社外品の強化ギア等に替えるとなると加工が必要です。
今回はCNC加工強化ハイスピードギア 13:1 に交換しています。


強化スパーギアはKRYTAC純正スパーギアに比べ軸形が太くなっており
セクター逆転防止ラッチにその太い軸が干渉してしまいます。
干渉したまま組み上げ廻してしまうとセクターギアに跳ね上げられた
セクター逆転防止ラッチはスパーギア軸にぶつかりギアを完全にロックさせてしまいます。
当然ですが壊れます。。


セクター逆転防止ラッチにスパーギア軸の逃げを作ります。
加えて強化セクターギアにも干渉する可能性がありますのでセクター逆転防止ラッチを薄く削ります。


メカボックスパネル左側も強化セクターギアへの干渉が起こるので逃げ加工をします。
(シム調整によっては干渉しないかもしれません。今回は0.1ミリの隙間がありましたので。)


セクター逆転防止ラッチの動きが他の部品により制限されないか入念に確認を行ってください。
ってか...セクター逆転防止ラッチは必要なんでしょうか???

ギアのシム調整
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KRYTAC20KモーターからLONEX A2モーターに変更します。
GT-2 s仕様はこのトルク型モーターをLipo11.1Vバッテリーを使い
13:1ギアをぶん回すパワー系ハイサイクルとなります。


LONEX A2モーターに初めから付いているピニオンギアは
殆どのベベルギアと相性が悪く非常に不快な鳴きが発生します。
ベベルギアのみ別のメーカ品に取り替える必要があります。


ベベルギア基準式シム調整をおこないます。


モーターを組み込みます。


ベベルギアとモーターのピニオンギアのアタリを確認します。


ベベルギア外周とピニオンギア下周がツライチになるようにモーター位置を調整します。


別角度からも確認します。


ベベルギアにシムを取り付けます。
だいたいが初めに0.25を取り付け微調整となります。


メカボックスはネジで締め付けキッチリと閉じてください。
モーターもモーターホルダーで固定します。


メカボックス内のベベルギアのガタが0.1ぐらいになるようにしています。
ピッタリとガタが一切無いようなセットアップにはしません。
ギア作動音が発生しやすいベベルギアとモーターピニオンギアのアタリを
セッティングしたあとにベベルシム調整をする事によって、より静かなドライブが期待できます。


セクターギアはタペットプレートとピストンラックギアの
接触位置を優先に考えシム調整をします。
スパーギアはセクターギアとベベルギアのギア歯に合わせて、
かつギア側面とメカボ壁面に接触しない位置にシム調整しましょう。


KRYTAC クリス ベクターのシム調整はメカボックス外側からギアを目視できるので調整しやすいでしょう。
ただしこのメカボックスパネルはわずかに歪みがあるのでネジでキッチリ締め込むと
歪みが押さえつけられますのでギアとのクリアランスが狭くなります。
メカボックスパネルが適正な締め付け状態でギアがスムーズに動くようにシム調整を行って下さい。



動画を撮ってtwitterに上げてみました。
いつまでも再生され続けますので停止ボタンを押してください。


何度か調整を重ねベストなギアシム調整を目指しましょう。
またシムは出来る限り使用枚数が少なくなるようにしましょう。
写真にはシム厚さが記入されていますがこの個体での数値です。
参考にはして頂いても、そのままの値を使うことは出来ません。
CNC加工強化ハイスピードギア 13:1でのシム調整終了です。


KRYTAC純正ギアでのシム調整を付け加えておきます。


KRYTAC純正スパーギアはスプリング式ギアクリアランス調整です。
スプリング式は調整がスプリングにより自動的に行われるので量産するには良いのですが、
ハイサイクルを目指すとスプリングの張りが追いつかずにギアーが暴れる危険性があります。


チューンする場合はシム式ギアクリアランス調整に改造してしまえば良いでしょう。
3Φのハトメ(フランジパイプ)を軸に差し込むだけでOKです。


ハトメの長さ調整によりシムの簡略も出来ます。
この個体では4.8です。
参考にはして頂いても、そのままの値を使うことは出来ません。


あとは普通にギアシム調整を行って下さい。

メカボックス組み立て(FET基板とギアの取り付け)
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では順を追ってメカボックスを組み立てていきましょう。


セクター逆転防止ラッチ&スプリングを取り付けます。


でもこれ必要なんでしょうか??


逆転防止ラッチ&スプリングを取り付けます。


スプリングの向きと...


逆転防止ラッチの向きを間違えないようにしましょう。


ディスコネクターアッセンブリ(本当にそんな名前なのか??)
カットオプレバーを取り付けます。


カットオプレバーをメカボックスパネル外側に取り付け...


カットオプレバースプリングを飛ばさないよう注意して...


ネジにはフランジパイプを取り付けて...


ネジx2で取り付けます。


セレクターボード(FET基板)を取り付けます。


メカボックスパネル右側へ配線を通し...


カットオフ検知スイッチを嵌め込みます。


基盤の取り付けはネジ1本ですが、まずは軽く止めておき...


メカボックスパネル左側を閉じます。


メカボックスパネルとセレクター検知スイッチにある通し穴が
ピッタリと合わさる箇所で基盤取り付けはネジを締め込んでください。


ギアー3点を組み込みます。


当ファクトリーで組まれるギアー3点は軸ぶれが無いかすべて検査されています。


ギアー3点を組終えたら...


メカボックスパネルを適正な締め付けで閉じ、再度ギアがスムーズに動くかチェックします。
セクター逆転防止ラッチ、逆転防止ラッチ、カットオプレバーが取り付けられた状態で
回転がロックしてしまわないか入念な確認が重要です。
ここでロックしてしまったら早めに気づいてラッキーでしたね!で済みます。

メカボックス組み立て(ピストン&シリンダー)
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ピストンを強化品に替えようと思いましたが、
KRYTAC純正ピストン非常に出来が良いです。
箱出しで即分解でしたので消耗もしてませんので
耐久性のテストを含めそのまま純正ピストンを使いました。

ピストン内部にスライドベアリングを取り付けます。
スライドベアリングはスプリングの圧縮時に発生する回転作用を解消し、
スプリングの寿命の低下とねじれ抵抗を解消します。


ピストンにラックギア、ピストンヘッドを取り付ける際に接着剤を塗布してあります。
また接合する部分に合わせて3種類の接着剤を使い分けています。


ピストン&シリンダーを組み込んでいきます。


ピストンヘッドノズルの外周にシリコングリス塗りこみます。
ノズルはKRYTAC クリス ベクター純正品で良いでしょう。
社外品ノズルはOリングが内蔵さ気密アップが望めますが摺動抵抗が増してしまいます。
KRYTAC クリス ベクターの給弾システムは独創的な45度折り返しですが
タペットプレートにはかなりの負担が掛かっています。
それに加え摺動抵抗を増してしまうのは避けるべき行為なので
社外品に替えるべきではないのです。


タペットプレートアームを取り付けます。


シリンダー内部は表面研磨がされています。
毎度写真ではピカピカに磨かれているように見えますが、
実際にはヘアライン状の磨き傷が残されており、
自動車エンジンで言うホーニング加工と同じ効果があります。
この磨き傷にグリスが保持され、低摩擦、高気密が実現されます。


ハイサイクル仕様でしたら純正のままのクルツタイプ加速シリンダーがベストでしょう。


ピストンOリングは数あるストックの中からシリンダー内径に合った物を選定しています。
シリンダー内径に合わせ小さな外径のピストンOリングを伸ばしたり熱したりして使う例がありますが、
そのようなフィッティングですと気温変化や経年変化により径寸法が変化しやすくなります。
当ファクトリーでは長時間常温で放置し径寸法が安定した物をフィッティングさせています。


ピストンASSYを取り付けます。


タペットプレート&タペットプレート・スプリングを取り付けます。
KRYTAC クリス ベクターのタペットプレートスプリングは通常のVer.2用と比べ
高めのバネレート(硬い)が使われておりタペットプレートへかなりの負担となっています。
では..柔らかめのVer.2用ようにすればタペットプレートへの負担軽減になるかと言えば、
そのような事をしてしまったらノズルの閉鎖不良へと繋がってしまいます。
負担軽減の為には社外品シーリングノズルには替えない、良いグリスを使うのがせいぜいでしょう。

メカボックス組み立て(完成)
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メカボックス内部完成です。


メカボックスパネル左を閉じます。
メカボックスを閉じネジは基本的に内側から外側に向けて
各所を均等締めするのが基本です。


モーターを挿入します。


モーター配線をおこないモーターブラケットを取り付けます。ネジ2本


メインスプリングを取り付けます。
メインスプリングは様々な機能やレートの物が各社から発売されています。
ピストンジャンプやオーバーランはスプリング選定で抑えることも可能ですので、
バネレートだけでなく自由長、巻きピッチ、組み込み時のプリロードまで考慮し選定します。
写真のスプリングはハイサイクル用として使いやすく定番な物ですが、
今回のセティングではオーバーランによるセミ時2発連続発射がおきましたので替えました。。


メインスプリングとスプリングプレート(スプリングガイド)を取り付けます。
スプリングプレートの取り付けは外装へのメカボックス組み込み最後の作業となりますが、
この段階で初速チェックをしておきたいので仮に組み付けます。


ブレイクダウンピンx2で取り付けます。
メインスプリングの反発がありブレイクダウンピンがなかなか刺さりません...。


5.5Inアウターバレル&チャンバーアッセンブリーを組み込みます。
バレル&チャンバーアッセンブリーの組み立ては後の項で解説します。


チャンバーアッセンブリー部をメカボックス下側から挿入し...


5.5Inアウターバレルを押し込みながら...


バレルマウンティングスクリュー右x2 左x2 計4本を取り付け固定します。



チャージングハンドルアッセンブリ及びカバーを取り付けます。


チャージングハンドルカバースクリュー4本を取り付けます。
チャージングハンドルカバースクリューは上が長く下は短いです。


タペットプレートリンクを取り付けます。


タペットプレートリンクには粘土の柔らかい良いグリスを使いましょう。

メカボックス組み込み
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メカボックスにロアレシーバーハウジングアッセンブリを被せます。
写真ではメカボックスにトリガーハウジングアッセンブリが付いていますが
特に気になさらないでください。
ただ銃のセティングをする際この状態のほうがやり易いものでして。


ロアレシーバーハウジングアッセンブリは写真のように
メカボックスに対して斜めに押し込みます。
スプリングプレートが無いので分解時のような苦労は無いかと思います。


ロアレシーバーハウジングアッセンブリはメカボックスに適切な位置に被さっていなければなりません。
ブレイクダウンピンを挿し込み基準とし...


ロアレシーバーのボディースクリュー右x3 左x3 計6本を取り付けます。


ボルトロックブロックを取り付けます。スクリュー4本


ロアレシーバー先端のチャージングスライダープリングを取り付けます。


ここまで組み上げましたら、モーターに電気を流せば発砲が可能となります。
先ほどから取り付けられてあったトリガーハウジングアッセンブリがあれば
容易に確認できるわけです。

バレル&チャンバー
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KRYTAC クリス ベクターのチャンバー&バレルは出来が良いです。
社外のアルミチャンバーや精密バレルなどに替える必要は無いでしょう。


KRYTAC クリス ベクター純正のチャンバーパッキンを使います。
中華銃の調整としてマルイ製チャンバーパッキンへの交換はよく行われますが
KRYTAC クリス ベクター純正チャンバーにそれを行うと気密漏れが起きます。
チャンバーからノズルの間での気密漏れトラブルはノズル、チャンバー、チャンバーパッキンの
各相性から生じる不具合でありチャンバーパッキンの取り付け位置と
ノズルが接触するクチの形状までもが重要なのです。

定番作業だから、ネットに書いてあるからと、マルイ製チャンバーパッキンに交換し
ノズルへの接触が足らなくなり機密漏れを起こす。
その対策として長いノズルに変更して機密漏れ対策をする。
そんな無駄な交換チューンをする前になぜマルイ製チャンバーパッキンに交換するのか?
KRYTAC純正チャンバーパッキンが本当にダメなのかをよく考えましょう。
自分自身で考え本当にダメだと感じたら別メーカの物に交換してみましょう。
私の答えはKRYTAC純正チャンバーパッキンを使えばよい。と言う結論です。


インナーバレル&チャンバーパッキンを差し込みます。


KRYTAC電動ガンのバレルクリップは硬く折れやすいので注意してください。
バレルクリップをドライヤーで暖めて素材を柔らかくします。


バレルクリップが熱いうちにチャンバーに嵌め込みます。
もし折れてしまったら!!純正の2個で2千円(高い!!)よりも
社外品を加工して付けた方がよいでしょうね。


ホップアップクッションを取り付けます。
写真ではKRYTAC純正を付けていますが各社から良いモノがでています。
好みのものに交換すればよろしいかと。


ホップアップダイアルを取り付け...


アジャストメントスプリングを取り付け...


ホップアップダイアルリテーナーを押し付けながら...


リテーナーを90度回転させます。


ホップアップテンションスプリング大、小をインナーバレルに差し込みます。



インナーバレルのブレ防止Oリングを取り付けます。


いつものように、バレル出口奥20mmからの緩やかなテーパー、
内部は鏡面加工が施された物です。
もちろん旋盤を使わない手加工です。


ロングレンジ仕様N-1チャンバーの完成です。

ミリストロークトリガー
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KRYTAC VECTORのトリガーストロークは長くトリガーフィーリングが重く最悪です。
ストロークを詰めてミリストロークトリガー仕様にします。


トリガーの可動範囲に詰め物をして物理的に可動量を減らします。


あとはセーフティーに入れた時のトリガーロック部分の削り込みをすれば完成です。
簡単に言うとそれだけです。。。
簡単な作業かは知りません。。。。


トリガーピンを差し込む際にはスペーサーの取り付けを忘れずに。
トリガースプリングの交換はおこないませんでした。
ショートストロークトリガーの場合軽いトリガーフィーリングより、
重いトリガーフィーリングの方が引いた感触が判りやすく連射もしやすいものです。

トリガーストロークが長くトリガーフィーリングが重いものは使いづらい。
トリガーストロークが短くトリガーフィーリングが重いものは使いやすい。
トリガーストロークが短くトリガーフィーリングが軽いものは使いづらい。
経験的にそんな感じです。


ミリストロークトリガー仕様の完成です。
まずは動画をご覧ください。



「よろしく!! GUNドック 」のミリストロークトリガーは発砲直前の状態までトリガーが倒れた状態で
トリガーが保持されトリガーオフとなっています。


そこからわずか2mmトリガーを引くだけで発砲となります。
トリガーへのフェザータッチによる発砲で射手の手ブレを抑制します。
KRYTAC クリス ベクターに新次元のトリガーフィーリングを実現しました。

ここで大事な事ですが...
ショートストロークトリガーをより短くするのはどうなのか??
例えば2mmどころか0.1mmや触れただけで発砲できるようにしたらどうか?
KRYTAC クリス ベクターのセーフティは電源スイッチになっていますので
0.1mmトリガーも簡単に出来ますが当ファクトリーではそのような事は決していたしません。
トイガンを扱うマナーとしましてターゲットに向けるまでトリガーに触れない、
セーフティーエリアでは安全装置をセーフティーに入れ銃を扱うのが当然です。
がしかし...人間ほんの少しぐらいミスをするのはアタリマエ。
安全装置を入れ忘れトリガーに触れてしまう事だってあります。
そして触れるだけで、ヘタをしたら銃に衝撃を与えるだけで発砲するような
危険なトイガンを作り、依頼者に納品してしまうのはもってのほかです。
安全装置が働かない銃もダメです。
ですからそんな依頼の相談はしないでくださいネ!!

トリガーハウジングアッセンブリの取り付け
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トリガーカバーを取り付けます。


アッパーレシーバーハウジングアッセンブリにトリガーハウジングアッセンブリを
挿入し後方に押し込みます。


左右のセーフティー&セレクターレバーを取り付けます。


トリガーグループハウジングスクリューx2を取り付けます。


エジェクションポートアッセンブリーを取り付けます。


ボディースクリューx2を取り付けます。

アッパーレシーバーの組み付け
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アッパーレシーバーにロアレシーバーを組み付けます。


アッパーレシーバーにロアレシーバーを垂直に差し込んでください。


ブレイクダウンピン(赤丸の部分)3本を差し込みます。
スクリューピン(黄丸の部分)1本を差し込みます。


アッパーレールを取り外してあったので取り付けます。
レシーバー後部の拡張蓋を取り付けます。


アッパーレシーバーにアッパーレールを挿し込みます。
ハンマーでレールを叩いてスライドさせます。
スライドさせる方向は前でも後ろでも構いませんがとても硬いですが
取り外し時の苦労と不安は無いでしょう。


フォールディングストックを取り付けます。

ちょっと手直し
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KRYTAC クリス ベクターには便利な?機能としましてピストンリリース機能があります。
射撃時にピストンが後退した状態で停止した際に(普通そうなります)、
セーフティーに入れるとピストンが上死点位置までリリースされる機能ですが...
セーフティに入れた時発砲サイクルが振り出しに戻ると、
二重給弾や1発目が半回転で発砲せずにおわりになるなど不具合しか起こりません。

そんな機能要りませんのでガチャガチャうるさい
セクター逆転防止ラッチと共に取り外してしまいます。


ピストンリリースアームを切断してしまえばピストンリリース機能は働かず、
リリースしなければセクター逆転防止ラッチも必要ありません。

ピストンリリースしたければトリガーをチョンチョンと小まめに引いてピストンをリリースしましょう。


ライラピンの取り付け忘れてたわ!!!
クライタックでイカだけにまあイイカ。
まあ...イイか。。


赤い配線が外から丸見えってのが不評なんで黒いカバー付けました。


KRISS VECTOR用MAGPUL AFGも作ってみました!!


使いづらい!!不採用!!


[MANUFACTURED IN TAIWAN]の刻印はあんまりですので...
GUNドックステッカーを埋め込んでみました。

完成
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krytac KRISS VECTOR GT-2 s-ロングレンジ&ハイサイクル ハード仕様-
完成です!!


初速93程度(マルイ0.2弾使用)、
連射速度 秒間31発となりました。


上の写真をクリックすると拡大表示されます。
いろいろな小物と並べるとかっこよく見えるでしょ?


やっぱりこの銃ストックない方が使いやすいと思うんだ。


上の写真をクリックすると拡大表示されます。
KRISS VECTORはEOTechがいちばん似合いますね。
買おうかな...?


日本代理店LayLaxのオプション VECTOR専用バック
銃本体x1、マガジンx3 が収納できます。


上の写真をクリックすると拡大表示されます。
VECTORと言ったらバイオハザード5のミラ・ジョヴォヴィッチの2挺VECTOR
かなり重いのでたいへんです。


2挺入れるガンケースでしたらPELICAN1720がお勧めです。


あとがき
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海外製KRYTAC VECTORは初速120程度あるそうで日本仕様はデチューン版となっています。
このようなデチューンの場合バネレートを落として輸出となる訳ですが、
強力なバネによる負荷を考慮した設計の銃を負荷の少ないバネに変更にすると
オーバーランによるセミ時2発連続発射がおきてしまいます。
PTS MAGPUL PDR-Cもそのような不具合に悩まされる銃でしたが、
解決方法として負荷を残したセティングにするのがベストです。
チューン、カスタムとなると兎に角ムダの無いように、ロスの無いようにと作るわけですが、
効率を追い求め不具合が残るのでは意味がありません。
負荷を残すのもセティングのうちと気づけばよい手がかりになるでしょう。

別件:ツイッターで結構つぶやきますんで...
https://twitter.com/GUN_Dog38
よろしく!!お願します。
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NEXT
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次回は...
23年ぶりのフルモデルチェンジ!マルイ 次世代AK47
ほとんど変わらん!マルイ次世代416C
これまた変わらん!AMOEBA ハニーバジャー
今更だけど!最新制御でMP7
これまた!今更感たっぷりM14
たぶん...やります。
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Posted by サーモン  at 20:48 │Comments(0)SMG

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