2014年05月02日
BOLT製 BR-47( Knight's SR-47 ) オーバーホール 分解編
2回に分けて お送りする「BOLT製 BR-47 オーバーホール」其の分解編です。
SR-47は敵陣奥地で補給がままならない事態でも敵のAKマガジンを奪って
戦えるM4としてPMCのウサギさんも使っている銃ですね。
SR-47は敵陣奥地で補給がままならない事態でも敵のAKマガジンを奪って
戦えるM4としてPMCのウサギさんも使っている銃ですね。
前々からハリケーンからコンバージョンキットとして
売られていたようですが8万程度と高価な物でした。
ですが去年BOLTから完成品として発売されたBR-47は
実売価格4万8千円程度とキットを作るのに比べるとリーズナブル。
しかもマルイ次世代M4と同じようなリコイルショック付きブローバックモデルです。
ピストンがリコイルウエイトを動かしてリコイルショックを得る技術は、
マルイの特許とか?でとあるメーカと揉めていた気がしますがこの銃はどうなんでしょうかネ?
とりあえず初速は75程度です。
テイクダウンとダミーボルトユニットの取り外し
****************************************
テイクダウンピンを左側から打ち抜きます。
チャージングハンドルを少し引き、アッパーレシーバーを前側にスライドします。
アッパーレシーバーを分離します。
チャージングハンドルを引いて持ち上げて取り外します。
マルイ次世代を分解しているのと全く変らない作業です。
ダミーボルトスプリングを外します。
ボルトリターンシャフトを前方に押しダミーボルトユニット一式を取り外します。
ダミーボルトユニットはボルトリターンシャフトで纏まっていますが、
取り外すとバラバラになり組み上げるのが面倒です。
出来る限りそのままで保管しましょう。
ダミーボルトキャッチを外します。
メカボックスの取り出し
****************************************
ストック固定レバーを引っ張りストックを引き抜きます。
バッファーチューブコードカバー(ネジx3)を取り外します。
ネジにはネジロックが塗布されていています。
ねじをなめない様に注意しましょう。
コードカバーの前のコード押さえを外します。
ただ挟まっているだけです。
M4用のバッファーリングレンチで、バッファーリングを緩めます。
プラスチックハンマーで叩く等して反時計回りに回しましょう。
ミニコネクターをピンリムーバーで分解しバッファーリング隙間から配線を引き抜きます。
バッファーチューブを取り外します。
内部にはリコイルウエイトとスプリングが内蔵されています。
リコイルウエイト後方に刺さったリコイルウエイトロッドは引き抜くことができ、
その内部にもスプリングが内蔵されています。
マルイの次世代M4のリコイルウエイトとは少し違いますが...やっていることは一緒でしょうか?
マガジンキャッチを取り外します。あまり使わない1.27の六角レンチを使います。
マガジン挿入口から覗いてマガジンキャッチブロックも取り外します。
グリップ部モーターカバーを取り外します。(ネジ2本)
モーター位置調整板を落とさないように回収しましょう。
モーター配線端子を引き抜き、モーターを取り外します。
モーターはBOLTオリジナルなようです。
グリップ内のネジ2本を外し、グリップを取り外します。
モーターへの配線2本が複雑に絡み合いますが、無理せず丁寧に引き抜きましょう。
フレームロックピンを抜きます。
このピンは圧入されているので、ピンポンチで左から叩いて抜きます。
フレームロックピンをピンポンチで左から叩いて抜きます。
セーフティーレバーを「SAFE」と「SEMI」の中間にします。
メカボックスの後ろ側を、引き上げるように持ち上げて外します。
これでメカボックスの取り出し完了です。
アッパーの分解
****************************************
チャンバー&バレルをアッパーレシーバーから引き抜きます。
以上!!
ついでだからハンドガードを外してみましょう。
左に回せば外れます。
以上!!
外装の分解とメカボックスの取り外しが完了しました。
メカボックスの分解
****************************************
メカボックスはマルイM4 Ver.2のダミーボルトブローバックレール付きです。
ペンで書き殴った「JR95 63」が気になります。
メカボックスを固定しているのはネジ8本です。
メインスプリングが飛び出さないように細心の注意を払って開けましょう。
メカボックス右側に部品が付いていないか確認をしましょう。
シムがメタルブッシュに張り付いていたりしますので、対のギア側に戻して置きましょう。
タペットプレートスプリングを飛ばさないように、押さえながら外します。
ピストン廻り一式を取り外します。
取り外す際はトリガースイッチに引っかかるので捻るように持ち上げます。
ピストン中心にはリコイルプッシュロッドが取り付けられています。
強度のありそうなパーツが使われていますが、バリや切削カスが多々付いています。
ピストンを分解してみました。15枚フルメタル歯ですがピストン樹脂部に難があるかもしれません。
ピストン中心には長いリコイルプッシュロッドが取り付けられており、
ピストン後退時にこのプッシュロッドがバッファーチューブ内のリコイルウエイトを押し、
ピストンが開放された時にリコイルウエイトの戻る振動でリコイルショックを得ています。
マルイ次世代M4はピストンがリコイルウエイトを押しているのに対し、
BOLT製BR-47はリコイルプッシュロッドがリコイルウエイトを押しているので
構造が違う...ので特許的に問題は無いんでしょう。
パクリではありません。たぶん...
セーフティーストッパーアームを取り外します。
ねじ1本を緩めます。
トリガースプリングの取り付け方を良く覚えておきトリガーを取り外します。
ギアー3点と逆転防止ラッチを取り外します。
ラッチは取り付け方向が解らなくなりがちな部品です。
よく覚えておきましょう。
トリガースイッチスプリングを飛ばさないように、押さえながら外します。
トリガースイッチのねじ1本を緩めトリガースイッチを取り外します。
トリガースイッチを配線ごと取り外します。
数発の初速測定しかしていない銃ですのでスイッチ部の磨耗はありません。
カットオフレバーのねじ1本を緩めカットオフレバーを取り外します。
メカボックス左側を裏返し、カットオフレバースプリングを無くさないように取り外します。
セレクタープレートを前方にスライドさせ取り外します。
これでメカボックスの分解がおわりです。
グリスの付いた部品はパーツクリーナーで丁寧に洗浄しましょう。
プラスチックの部品は台所用洗剤で洗ってしまうのも良いでしょう。
チャンバー&バレルの分解
****************************************
BR-47のチャンバーはモナカ構造です。
チャンバー押さえスプリング、ホップ調整ダイアル、ネジ3本を取り外します。
M4メカボックスでAKマガジンをつかえるようにする為に給弾ルートは長いS字になっています。
あとがき
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今回早々ブログにUP出来たのは解説が前半マルイM4次世代、
後半がマルイM4-HCのコピペで殆ど完了したためです。
BR-47は前日分解したままで、まだ組み立てられておりません。
リコイルショック&ブローバックを残そうか取り外そうか悩む所です。
マルイ次世代以外でのリコイルショックがこの銃の味でもありますし、
レスにすれば故障率も減りガチな戦闘マシーンに仕上げる事もできます。
どちらにせよ完調なSR-47に完成したらコンプリートガンにしようかと思います。
****************************************
今回はここまで!!
次回は「BOLT製 BR-47 オーバーホール 組み立て編」に入ります。
どうぞお楽しみに!!
ってことで、 よろしく!! GUNドック
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売られていたようですが8万程度と高価な物でした。
ですが去年BOLTから完成品として発売されたBR-47は
実売価格4万8千円程度とキットを作るのに比べるとリーズナブル。
しかもマルイ次世代M4と同じようなリコイルショック付きブローバックモデルです。
ピストンがリコイルウエイトを動かしてリコイルショックを得る技術は、
マルイの特許とか?でとあるメーカと揉めていた気がしますがこの銃はどうなんでしょうかネ?
とりあえず初速は75程度です。
テイクダウンとダミーボルトユニットの取り外し
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テイクダウンピンを左側から打ち抜きます。
チャージングハンドルを少し引き、アッパーレシーバーを前側にスライドします。
アッパーレシーバーを分離します。
チャージングハンドルを引いて持ち上げて取り外します。
マルイ次世代を分解しているのと全く変らない作業です。
ダミーボルトスプリングを外します。
ボルトリターンシャフトを前方に押しダミーボルトユニット一式を取り外します。
ダミーボルトユニットはボルトリターンシャフトで纏まっていますが、
取り外すとバラバラになり組み上げるのが面倒です。
出来る限りそのままで保管しましょう。
ダミーボルトキャッチを外します。
メカボックスの取り出し
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ストック固定レバーを引っ張りストックを引き抜きます。
バッファーチューブコードカバー(ネジx3)を取り外します。
ネジにはネジロックが塗布されていています。
ねじをなめない様に注意しましょう。
コードカバーの前のコード押さえを外します。
ただ挟まっているだけです。
M4用のバッファーリングレンチで、バッファーリングを緩めます。
プラスチックハンマーで叩く等して反時計回りに回しましょう。
ミニコネクターをピンリムーバーで分解しバッファーリング隙間から配線を引き抜きます。
バッファーチューブを取り外します。
内部にはリコイルウエイトとスプリングが内蔵されています。
リコイルウエイト後方に刺さったリコイルウエイトロッドは引き抜くことができ、
その内部にもスプリングが内蔵されています。
マルイの次世代M4のリコイルウエイトとは少し違いますが...やっていることは一緒でしょうか?
マガジンキャッチを取り外します。あまり使わない1.27の六角レンチを使います。
マガジン挿入口から覗いてマガジンキャッチブロックも取り外します。
グリップ部モーターカバーを取り外します。(ネジ2本)
モーター位置調整板を落とさないように回収しましょう。
モーター配線端子を引き抜き、モーターを取り外します。
モーターはBOLTオリジナルなようです。
グリップ内のネジ2本を外し、グリップを取り外します。
モーターへの配線2本が複雑に絡み合いますが、無理せず丁寧に引き抜きましょう。
フレームロックピンを抜きます。
このピンは圧入されているので、ピンポンチで左から叩いて抜きます。
フレームロックピンをピンポンチで左から叩いて抜きます。
セーフティーレバーを「SAFE」と「SEMI」の中間にします。
メカボックスの後ろ側を、引き上げるように持ち上げて外します。
これでメカボックスの取り出し完了です。
アッパーの分解
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チャンバー&バレルをアッパーレシーバーから引き抜きます。
以上!!
ついでだからハンドガードを外してみましょう。
左に回せば外れます。
以上!!
外装の分解とメカボックスの取り外しが完了しました。
メカボックスの分解
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メカボックスはマルイM4 Ver.2のダミーボルトブローバックレール付きです。
ペンで書き殴った「JR95 63」が気になります。
メカボックスを固定しているのはネジ8本です。
メインスプリングが飛び出さないように細心の注意を払って開けましょう。
メカボックス右側に部品が付いていないか確認をしましょう。
シムがメタルブッシュに張り付いていたりしますので、対のギア側に戻して置きましょう。
タペットプレートスプリングを飛ばさないように、押さえながら外します。
ピストン廻り一式を取り外します。
取り外す際はトリガースイッチに引っかかるので捻るように持ち上げます。
ピストン中心にはリコイルプッシュロッドが取り付けられています。
強度のありそうなパーツが使われていますが、バリや切削カスが多々付いています。
ピストンを分解してみました。15枚フルメタル歯ですがピストン樹脂部に難があるかもしれません。
ピストン中心には長いリコイルプッシュロッドが取り付けられており、
ピストン後退時にこのプッシュロッドがバッファーチューブ内のリコイルウエイトを押し、
ピストンが開放された時にリコイルウエイトの戻る振動でリコイルショックを得ています。
マルイ次世代M4はピストンがリコイルウエイトを押しているのに対し、
BOLT製BR-47はリコイルプッシュロッドがリコイルウエイトを押しているので
構造が違う...ので特許的に問題は無いんでしょう。
パクリではありません。たぶん...
セーフティーストッパーアームを取り外します。
ねじ1本を緩めます。
トリガースプリングの取り付け方を良く覚えておきトリガーを取り外します。
ギアー3点と逆転防止ラッチを取り外します。
ラッチは取り付け方向が解らなくなりがちな部品です。
よく覚えておきましょう。
トリガースイッチスプリングを飛ばさないように、押さえながら外します。
トリガースイッチのねじ1本を緩めトリガースイッチを取り外します。
トリガースイッチを配線ごと取り外します。
数発の初速測定しかしていない銃ですのでスイッチ部の磨耗はありません。
カットオフレバーのねじ1本を緩めカットオフレバーを取り外します。
メカボックス左側を裏返し、カットオフレバースプリングを無くさないように取り外します。
セレクタープレートを前方にスライドさせ取り外します。
これでメカボックスの分解がおわりです。
グリスの付いた部品はパーツクリーナーで丁寧に洗浄しましょう。
プラスチックの部品は台所用洗剤で洗ってしまうのも良いでしょう。
チャンバー&バレルの分解
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BR-47のチャンバーはモナカ構造です。
チャンバー押さえスプリング、ホップ調整ダイアル、ネジ3本を取り外します。
M4メカボックスでAKマガジンをつかえるようにする為に給弾ルートは長いS字になっています。
あとがき
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今回早々ブログにUP出来たのは解説が前半マルイM4次世代、
後半がマルイM4-HCのコピペで殆ど完了したためです。
BR-47は前日分解したままで、まだ組み立てられておりません。
リコイルショック&ブローバックを残そうか取り外そうか悩む所です。
マルイ次世代以外でのリコイルショックがこの銃の味でもありますし、
レスにすれば故障率も減りガチな戦闘マシーンに仕上げる事もできます。
どちらにせよ完調なSR-47に完成したらコンプリートガンにしようかと思います。
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今回はここまで!!
次回は「BOLT製 BR-47 オーバーホール 組み立て編」に入ります。
どうぞお楽しみに!!
ってことで、 よろしく!! GUNドック
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「よろしく!!GUNドック GT-1」仕様 Magpul AK フルチューン編
ARES製 GSG G14 オーバーホール 組み立て編
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東京マルイ 89式 5.56mm小銃 オーバーホール 組み立て編
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DAのピストン加工して代用しましたよ。
結構手のかかった銃でした。
このピストンはプラの材質がショボイですね。
あと上側のブローバック溝が強度を落とす原因ですね。
確かに手間がかかります。
BOLTのSR47のリコイルウエイトとスプリングは
旧ロット仕様か新ロット仕様か分かりますか?
旧ロットの「ばい~ん」という振動が気になる物で…
BOLTのリコイルは何度か設計が変更されているようですね。
この記事で分解したSR47はファーストロットの日本仕様です。
BOLT最新ロットのSR16やM16A5は「ばよ~んー」って感じでしたし、
このSR47は「シャタン!」って感じでしたけどネ??